日本労働社会学会年報第23号 目次

特集 労働規制緩和の転換と非正規労働

 1 労働規制緩和の「転換」と不安定就労としての派遣・請負労働

白井邦彦

 2 パートタイム労働をめぐる政策動向と課題
    「自律」可能性とジェンダーの視点より

田中裕美子

 3 若年不安定就業者の経済的移行と家族形成の実態
    親の家からの独立の課題を中心に

宮本みち子

                 

投稿論文

 1 非正規労働者の組織化に重要な三つの要素

李旼珍

 2 若年ホームレスの析出メカニズム
    路上への経路分析を手がかりとして

飯島裕子

                 

書評

 1 阿部真大著『居場所の社会学』

橋口昌治

 2 呉学殊著『労使関係のフロンティア』

河西宏祐

 3 鎌田とし子著『「貧困」の社会学』

藤井史朗

 4 河西宏祐著『全契約社員の正社員化』

嵯峨一郎

 5 木村敦著『社会政策と「社会保障・社会福祉」』

水野博達

 5 鈴木富久著『グラムシ「獄中ノート」研究』

京谷栄二

 6 辻勝次著『トヨタ生産方式の戦後史』

吉田誠

 7 荒木康代著『大阪船場おかみの才覚』

宮下さおり

 8 飯島裕子・ビッグイシュー基金著『ルポ 若者ホームレス』

山根清彦

 9 猿田正樹編『トヨタ企業集団と格差社会』

小松史朗

 10 藤原千紗・山田和代編『労働再審3 女性と労働』

萩原久美子

東信堂、2625円